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白版の使い方アレコレ
ここでは、クリアファイルやクリアポスターを作成する際に欠かせない
白版の使い方をご紹介します!
白版(白抑え)とは?
白版(白抑え)とは、クリアファイルなどの透明のものに印刷すると、色はつきますが、向こうが透けてしまいます。
透けて欲しくないところに白インクをのせると、白い紙に描いた時と同じように、絵柄が透けずに見えます。
この白インクの絵柄を白抑えといいます。
では、実際に画像を見ながら説明します。
クリア素材を生かせるような、爽やかな(?)海の絵を用意しました。
これを白い紙に印刷すると

こんな感じです。砂浜が少しさみしいですね。
これをクリアファイルに印刷すると・・・

全面透けてしまいます。
なので、
白版(白抑え)を作成し、絵の下に敷いてみましょう。

ここではわかりやすく黒で表現していますが、実際は不透明の白インクで印刷します。これを合わせると・・・
4色+白印刷イメージ

こんな感じになります。空と砂浜がだいぶにぎやかになりましたね!
当店では、白抑えの濃度も自由に表現可能です!
白インクだけでもグラデーションや半透明の表現ができます!
白インクで模様を描いて、ベタで色をのせてもかわいいですね!
上記のイラストでは、こんな感じで白を敷いています。
画像をクリックすると、別窓で大きく表示できます。
下に色の付いたものを敷いてみるとわかりやすいでしょうか。

白を敷いた部分は透けずにくっきりと色が出ていますね。
白をグラデーションや濃度を変えるだけで、半透明等の透け感も自由に表現できます。
※画像はイメージです。実際の製品とは異なる場合があります。
では、次は白インクをメイン(?)に扱ったイラストを見てみましょう。
白抑えを全面に推し出す感じで、雪景色のイラストにしてみました。
白い紙に印刷したら

ベタ塗りの何の面白みもない絵ですね。
では、このイラストにこちらの白抑えを使用してクリアファイルに印刷してみます。

こちらも、わかりやすいように白部分を黒で表しています。
4色+白印刷イメージ

一色だった雪の結晶が、濃度の変化を加えるだけで奥行きが出ました。家の窓も開きましたね(笑)。
こちらの白濃度はこんな感じです。
下に色の付いたものを敷いてみました。

※画像はイメージです。実際の製品とは異なる場合があります。
こんな風に、白抑えを一工夫するだけで色々な表現ができます!どんな仕上がりになるか、考えるだけでも楽しいですね!
これからクリアファイルやクリアポスター等を作ってみたいなとお考えの方、是非!白版を使って色々遊んでみてください★